バクの日記

人生旅行の途上で出会ったもの

平尾龍磨の潜伏した島に行ってきた

瀬戸内海の町に旅してきました。

しまなみ海道を渡った島。

4月から5月にかけて愛媛刑務所から脱走したリアル逃走囚、平尾龍麿が潜伏していた島。

隠れていたとされる岩屋山は地元の人にとっては「裏山」とよばれる身近な存在。

 

テレビ報道では、「1日も早く捕まって欲しい」、「子供を学校にやるのが不安」などという島民の声が紹介されていましたが、

実際に町のタバコ屋さんやパン屋さんで買い物しながらお話を聞くとそうでもない。

 

「そんなにココが気に入ったんなら住んでもろうたらエエ」

「盗みかけた車(実際にはてをつけず放置)に残されていた書き置きはとても几帳面できれいな字じゃったらしいで」

 

など、何となく好意的なエピソードが多かったです。

とはいえ、捜索や警備にあたった警察官、刑務官の方々のご苦労も大変なものだったでしょう。

本当にお疲れさまでした。

 

それはそれとして、この平尾氏、3週間もの間、どのように潜伏していたのか、手記を出版してくれないかな。

不謹慎かもしれないが、平尾氏のサバイバル技術は現代人に欠けている何かを教えてくれるような気がする。